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桐谷ヨウ@blog

桐谷ヨウのメインブログ。恋愛・コミュニケーション・海外・文章を書くことについて。


僕が会社の後輩と接するときに気をつけていること

コラム・エッセイ

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ふと書こうと思ったので、会社における後輩とのコミュニケーションについて今日は書いてみます。

前提としては、自分が5〜10年目あたりの中堅ポジション。後輩は新人〜5年目あたりまでを想定しています。

中堅であるチームリーダーと管理職の視点は違うのでそこらへんは対象外です。俺はわりとこれで上手くいっているのですが、ベストな方法とは思わないし、まぁ自分のキャラ的にはこんな感じが合ってるなぁというのを実感しています。

人間味を持ってカジュアルに接する

俺がムカつくのは後輩に対して横柄に接する奴です。やたらエッラソーだったり、正論を振りかざす感じの。自分が若手のときにやられてヤだったことを後輩にはする。学校の校則ですか。

あんま正論いうと息苦しいじゃないですか。そりゃ寝坊する日だってあるし、勤務中にずーっと集中してるはずがない。ケアレスミスだって人間だったらある。O型だったらなおさら。俺はそれを肯定した立場からスタートしたいと思ってる。

よって、一緒に仕事するときも俺は「このタスク、マジでダルいなw」「ガチでコイツうっとおしいなw」言いまくりです。最初は後輩どういう反応していいか困ってます。つまり、自分が各々のタスクについて『感情的に』どう思っているのかをオープンにする。

んで、『業務に向き合う姿勢としては』真剣にやっている姿を見てもらう。俺が思うこの効用は2つあります。

1つ目には、こちら側は感情をオープンにすることで、向こう側もオープンになってくれやすい。チーム関係においてはタテマエな視点(あるべき論)じゃなくて、ホンネ(やれる/やれない、やりたい/やりたくない)なやり取りがけっこうデカイ情報になったりする。要は壁を作られることで情報がシャットアウトされないようにしています。正論ふりかざすとこれが機能しない。

2つ目に、特に若手には「いかなる仕事もマジメにやるべきだ」という幻想をブチ壊したいと思ってるから。んな奴いねー。いるにはいるけど、ごく一部の意識高い人。俺は大多数の人は「できるならば楽したい」「早く帰りたい」と思っているはずだというスタンスです。ならば、仕事をダルいと思っていることを肯定したい。俺はされたい。

だからこそ、手を抜いて良い部分なのか、ヤバイ部分なのかを早い時期に知ってほしいと思う。業務のタスクは金太郎飴のように同じ重要度じゃない。たとえば、納期が迫っているもの>人との調整>ミーティング>自分の作業、それぞれに対する優先度は変わる。信用に関わるもの、ごまかせるもの、客先に提出するもの、内部で共有するだけのもの、で気合の入れ方は変わる。そのメリハリを知ってほしいと思うから。

アメとムチの使い方

よく言われるアメとムチ。俺は乗せて乗せてそれに乗っかってくれるのを良しとしてます。まず良い所はガチでホメ倒します。キャラに始まり、作業の速さ、正確さ、資料の体裁・色使い、ありとあらゆるものをホメます。嘘は言わないけど、オーバーには言います。特に自分ができないものを対比させてホメます。(俺にできない細かい部分の気づき、とか)

んで、ダメな部分はネタ的に指摘します。「ちょw これはダメじゃね?w」「これ雑だって!怒られちゃうってw」こんな感じ。さっきの話と同じですが、一度言えばわかるような瑣末なことについては、鬼の首を取ったかのような指摘はしないようにしています。

至る至らないに関しては結果論であり、初回に関しては過程の努力を見るほうが大事かな、と。んで、成果物として不足があればそれはレビュアーが補完すりゃいいじゃんって。気をつければ直せることを何回も指摘させる場合はさすがに強く言いますが、あまりにも成果物の目的に則してない場合は最初の説明と振り方が悪かったと考えます。なので、わりと最初の説明はクドいタイプだと思う。

この根本には、圧をかけてビクビクさせるよりも「身近な人にホメられるのは気分が良い」というのを手応えにしてもらいたいという考えです。ホメられるのって原動力になるのに、会社ってなぜかあんまりやらないじゃないですか。頼まれたことはやって当たり前って風潮。そういうの俺、大っ嫌いなんですよね。労力に対する敬意を払ってないってことなんじゃないかしら、って俺は思う。あと、けっこう喜んでもらえるのは、第三者の前でホメること。要は後輩の売り込みですね。酒の席では率先してやるようにしてます。だって、自分がやられたらクソ嬉しいですからね。

とはいえ、ひとたびムチを振るうときは容赦しちゃいけないと思う。俺はこのときに限っては元来の性質の高圧的な部分を匂わせます。昔ほど直接的な言動は取りませんが、圧力のないムチはプレイになっちゃいます。これをやる基準は「やればやれることをやってないとき」「(色んな対象を)ナメてるとき」ですかね、僕は。

尊敬してもらえる部分を絶対に確立させる

最後にこれを支えるのは「一定の敬意を払ってもらえる立場になること」だと思う。特に俺の場合はカジュアルに接したり、ルーズな部分が相当にあるので、後輩についても最初はナメてくることがある。入りはそれで良いんだけど、最後までそれだとちとマズイ。

一緒に仕事をしているなかで「自分はここが優秀」という部分に触れてもらう。俺の場合は、上長と順次握っていくことでムダな手間を省く動き方をすること、関係者と調整してやりやすいように通していく交渉力、ルーズなわりには肝になる部分は執拗に裏を取ろうとするスタンスあたり。ここらへんで一目置いてくれることが多い。で、これを獲得すると上記の「ホメられたい」と併せて相当に慕ってくれるようになる気がする。

物事って何を言われるかよりも、誰に言われるかの側面ってメチャクチャ大きいじゃないですか。だから一定の敬意を持ってもらえていない段階では、やっぱり何を言っても相手には響かないし、思うように一緒にやれないのは当たり前なんじゃないかなって。少なくとも新人時代の俺は尊敬してない人に、ビジネス書で書いてるようなことを言われても右から左だったんですよね。

まぁなんか背伸びして繕っても後輩にはバレると思うんで、自分の得意分野ではヒトカドの存在ということを認識してもらって、あとはフォローしてもらうくらいでも良いんじゃないでしょうか。後輩としてもなんかやりがいを感じる気がしますけど。まぁこれは自分もラクしたいと言う気持ちがメチャクチャありますが。

長くなりましたが、俺が先輩と絡んできて「こう接してもらって気持ちよかった」「こうされると嫌だった」という経験をもとに、いまのところ自分はこんな感じで後輩と接しています。今後、年齢や立場とともに変わっていくかもしれません。

参考書籍

いまをときめいたあとはブッコミまくりの池上彰さんの書籍。目次だけで素晴らしい本だということがわかると思う。中学時代、メシを食いながら「週刊こどもニュース」を見ていたときには、こんなメジャーになって政治家を刺しまくる漢だったということは知る由もありませんでした…。

目次
第1章 「伝える力」を培う
第2章 相手を惹きつける
第3章 円滑にコミュニケーションする
第4章 ビジネス文書を書く
第5章 文章力をアップさせる
第6章 わかりやすく伝える
第7章 この言葉・表現は使わない
第8章 上質のインプットをする