2021年にスタートして、めっちゃ良かったことを書いていきます。
考えていたことはTwitterで呟いたとおりです。
それにしても何だかんだキックボクシング、ブラジリアン柔術、ボイトレの3つをやり始めたわけだけど、一年後にどうなっているか楽しみでしょうがない。
— ヨウさん (@fahrenheitize) November 26, 2021
その頃にはまだまだと感じてるはずだけど、絶対に素人レベルは抜けてるはず。経験上、真剣な50時間が積み上がれば未経験者を出し抜けるレベルになる
とにかく痛感することは、ジムもボイトレも歯医者も、ぜーんぶ近所であることが正義です。それがすべてと言っていい。
サクッと行けないところは相当のモチベーションを維持できる人でないと、続かない。どれだけ近所で良いところを見つけられるかが、習いごとの鍵だと思います。
禁煙外来でノンスモーカー生活へ
健康オタクの最後のツッコミどころだった煙草をやめました!
本格的にヘビースモーカーになったのは大学3年生の頃と記憶しているのですが、それから毎日ひと箱〜ふた箱をバカスカ吸ってきました。正直なところ煙草をやめるつもりは、まったくなかったんですよね。
ですが、2020年の4月からリモートワークになって「いつでも好きなだけ煙草を吸うことができる」という環境になりまして、ちょっと頑張ったらご褒美に吸う。集中力が切れたら気つけのために吸う。そんなことをやっていたら、いつのまにか30分に一回は吸うようになっていたので「さすがに吸いすぎだな…」と反省しまして(笑)
あと、たまーに外出すると無意識に喫煙所を探してしまう自分が嫌になって。在宅と外出のギャップがつらいし。こういう人は増えてるんじゃないですかね?
ということで、かるーいノリではじめた禁煙外来。いまをときめく(?)ファイザー社のチャンピックスという禁煙補助薬をつかったのですが、アホみたいに簡単に禁煙に成功しました。科学の力はすごいわ。
妻と親友は「いい加減にもうやめたいけど、やめられない」と言っており、俺よりも深刻にやめたそうだったので、「あんだけヘビースモーカーだった俺がやめられたんだから、絶対にやめられる」と薦めたところ、光栄にも「説得力がある」とリアクションいただき、ふたりとも禁煙外来でチャンピックスをゲット。全員成功しています(が、副作用は個人差があるみたい)
まぁ、いまでも煙草は嫌いじゃないし、吸ってて美味しかったなぁと思い出すことはありますが、日常がラクになりました。煙草の隙間時間に活動してるような感覚がなくなったので。
禁煙体験記はまた別途、書きます。
お箸の持ち方の矯正
美味しいものを、美しく食べられるようになりました!
これまで人生で数度だけ他人から指摘されたことがあったのが、お箸の持ち方です。極端にひどくはなかったんですが、クロスしてたんですよね。
実家は箸におけるタブーはめっちゃ厳しくしつけられたんだけど、いま思うと不思議なくらいに持ち方は矯正されなかったなー。
自宅でご飯を食べる機会も多いし、なんとなく時間もあるし、思い立って夏頃に矯正をはじめたんですよね。ある程度、使えるようになって気付いたことは「日本の料理は、ちゃんとした箸の持ち方をしていた方が、掴みやすい」という事実です。お箸のメカニズムを考えついた人はすごいなぁ。
矯正を始めた頃にYouTubeで動画を身漁ったのですが、お箸の持ち方と使い方だけでなく、箸を持った動作(縦につかむ)にも興味が出るようになりました。これは「所作」の領域の話ですが。
そーいや思ったんだけど、禁煙をした人が吸ってなかった人以上に煙草に厳しくなる現象あるじゃないですか? お箸ポリスもそういう人が多い気がします。俺に指摘をしてくれた人もそうだったし、やっぱり自分も気をつけるようになってから、他人がどんなふうに使っているのか見るようになりましたもんね。
下手な人がどうとかではなく、上手い人はどんなふうに使ってるんだろう? という視点ですけど。いままで意識してなかった人がめっちゃくちゃ上手くて、リスペクトし直したりしました。笑
矯正体験記はまた別途、書きます。
歯医者
2020年からちょくちょく頑張っていたのですが、歯医者でのメンテナンスも加速しました。虫歯だけでなく、歯肉に対するケアも徹底できています。
ホームホワイトニング
30代以上でいちどもホワイトニングをやったことがない人は、ぜひ検討してください。おそらく犬歯が黄色いはずです。
まず歯の表面の歯石・ステインを除去するクリーニングは、エアフローがオススメです。マジで強力です。自費診療になるので5,000円くらいが目安でしょうか。それ以上なら高めだし、それ以下ならお得です。近所で探してみましょう。
そして歯自体を漂白するホワイトニングについては、数年前からオフィスホワイトニング(クリニックでやってもらうホワイトニング)をちょくちょくやってきたんだけど、なーんか後戻りがひどかったのでホームホワイトニング(自宅でマウスピースでやるホワイトニング)にチャレンジしました。
これが大成功。俺がエナメル質が薄い歯質だったことに起因しているのかも。
クリニックの人と話をしていても「ホームの方がエナメル質だけでなく、象牙質まで白く出来ている気がする」という結論になっています。エビデンスを見つけることが出来なかったので、ここはあまり信用しないでください。
まぁ、自分のまわりの人はオフィスホワイトニングだけで真っ白になっていたりするので、ホームホワイトニングが絶対ではないです。
自分はA3くらいの明るさからスタートしたので、それなりに時間はかかりましたが、完成した時点ではシェードガイドでいうB1〜A1の中間あたりまで白くなりました。いまは少し色戻りして、A1とB2のあいだくらいかなぁ。
2時間は薬剤を塗ったマウスピースをはめておく必要があり、装着の直前には歯磨き、直後にも歯磨き、そして30分〜1時間は飲食が禁止になるので、トータルで3時間以上は確保しないといけないのがネックです。まぁ、リモートワークをしている人ならば、手を出しやすいんじゃないかなぁ。
オフィスホワイトニングをするならばスターホワイトニングが断然安くて、オススメです。ただし、それなりに黄色い人はちまちまやるよりも、スペシャル(3万くらい。ハーフもあり)でガツンと明るくした方が結果的に安上がりです。自分の経験では、大々的に記載されている2,750円では効果を実感しにくいと思います。
銀歯をセラミックに換装していくメンテナンス
ちょっと前からアレルギー対策として、歯をメタルフリーにしたいと考えるようになっていて、金属の土台や銀歯のインレー・アンレー・クラウンを取り外したいと思っていたんですね。
でも、時間もお金もかかるのでずーっと後まわしになっていて。ついに始めたのが2021年でした。
この歳になってちゃんとした口腔ケアが上手に出来るようになってきて(磨きを褒められることが増えた!)、いまならやる意味があると思えたことも大きいです。
トータルで70万くらいかかる予定なのですが、こればっかりは仕方がないですからね……。金銭的には痛いけど、メタルを残しておくことはアレルギーに弱い自分にはリスクが高い……。
もうちょっとで人から見える部分の銀歯はすべてセラミック(イーマックスかジルコニア)に置き換えて、審美的なフェーズは終わることができそうです。そのあとは見えなくても健康のために銀歯をセラミックに置き換えていくフェーズの予定です。自分の口のなかが真っ白になるのは楽しみ!
格闘技
コロナ禍の生活で意識的にめっちゃ散歩をするようにしていたんだけど、やっぱり強度の高い運動と他者とのリアル・コミュニケーションの機会をつくった方が良いと思いまして、ジムに通うことにしました。
目をつけたジムは「筋トレ(HIIT)」「ヨガ」「格闘技」の三本柱だったので、もともとやっていたHIITをやるつもりだったんだけど、なぜか格闘技のクラスに出るようになりました。まったく格闘技に興味がなかったのに…。朝倉未来のYouTubeを見すぎた影響は大きいのでしょう。。
キックボクシング
打撃といえばキックボクシング!
女性には流行っていますが、たしかに腰のくびれをつくれると思います。パンチを打つには下半身から腰を捻って打ちますし、キックを打つには上半身から腰を捻って打ちます。いずれにせよ腰をツイストするのです。最初の頃はめっちゃ筋肉痛になりました。
ミドルキックでサンドバックをバシバシ蹴る爽快感は、ちょっと体験したことのない気持ちよさです。ストレス解消にもオススメですよ。
で、俺は中学から運動をまともにやってなかったんだけど、基礎的な身体能力がそこそこ高かったのを思い出しました。球技は苦手だったけど、そういや特に陸上系は得意だった。
ちなみに右利きなのでオーソドックス・スタイルで3ヶ月くらい頑張ってたんだけど、どうしてもパンチ(ワン・ツー!)がしっくりこなくて、年明けからは右利きサウスポーにチャレンジしています。いまのところサウスポースタイルの方が、先生の評価も高い(笑)
ブラジリアン柔術(BJJ, No-Gi)
寝技といえば柔術!
ど真ん中世代にもかかわらず、実はK1もPRIDEもほとんど見たことがないくらい格闘技に疎かった自分ですが、それでも「グレイシー」の名前は知っています。彼の活躍で注目を集めたグレイシー柔術は、ブラジリアン柔術(BJJ)の一派です。最近ではサトシやクレべルのボンサイ柔術が、注目を浴びていますよね。
BJJは「ヒューマン・チェス」と呼ばれていて、多彩な技の駆け引きが魅力で、老若男女が楽しめるスポーツとして普及が進んでいます。非常に知的で奥が深いみたいなんですよね。
奥が深すぎてまだまだわからないのですが、歴が長い人とスパーリングをすると、こちらが仕掛けることに容易に対応されて、向こうからの攻めは何手かかわしていると、いつのまにか相手に極められています。
ちなみに自分が出席しているのは、道着を使わない「No-Gi」です。総合格闘技を想定しても、本当は道着ありで本格的にやったほうが良さそうなんだけど、ちょっとハードルが高いので、いまのところはノーギだけやっています。
ボイトレ
しばらく前、7〜8年くらい前に行ってみたいなーと思っていたのが、ボイトレ。カラオケに行くことは滅多にないんだけど、単純に歌を上手に歌えたら人生もっと楽しくなりそう……と思い、初めてみることに。
行っているところの先生が最高です。上手くけしかけて、煽って、気持ちよく声を出させてくれる。ポジティブな誘導が死ぬほど上手い。良い人に出会えて、幸せです。
ああ、自分はHiAまで出ていたんだ、とか既にミックスボイス使えてたんだ、でもひとりだとこの声を再現できないや、ってのが今(笑)
いまのペースで半年くらい通っていたら、けっこう良い感じになりそうな予感がします。たぶん。
物事を始めるのに「もう遅いかな」と思うことが多かったけど、30代後半になって逆に「今が人生でいちばん若い」と痛感するようになって、何事も「迷うよりもとにかく早く始めた方が良い」と生き方が少し変わった感じがある。リモートワークでコツコツしたことに取り組みやすくなったのもある。
— ヨウさん (@fahrenheitize) November 11, 2021
クソみたいなプライドを捨てて行動をすれば行動貯金が溜まって、意外にも数ヶ月から半年で小さなリターンは返ってくるんだよね。そうなってくると良い循環がまわるようになって楽しくなってくる。新しいことに取り組むと、単調だった生活に起伏が生まれるしね。
— ヨウさん (@fahrenheitize) November 11, 2021
2021年は今まで以上に豊かな人生になってる。
— ヨウさん (@fahrenheitize) November 26, 2021
大きなきっかけは
”自分には縁がない”
”才能がない”
と思っていたことの大体は、「ただの技術」という気づきを得たこと。
いや、気づいていたけど、未知への踏み出し方が前よりも軽やかになったのが大きい。しかるべきプロに教えてもらい、仲間を作る。