まことにいまさらながら、2020年ベストミュージックを書きました(もう2022年ですが)。
2021年は音楽を聴く時間をYouTubeの視聴に完全に奪われた一年でした。ということで、ベストミュージック2021は書けませんでした!
YouTubeはがっつり観るというよりは、ラジオがわりに延々と流していることが多い感じで。ただ、ボイトレを始めたことで超絶ひさしぶりに「歌う頭で邦楽を聴いてみる」という感覚を取り戻したので、2022年はちょっと変わるかもしれません。
舐達麻
2021年にはけっこう有名になって、おまけに逮捕されちゃいましたけど、2020年はかなり聴いていました。もう活動再開してるんだっけ?
とにかく本人たちがこだわっているというトラックがカッコ良いですよね。オシャレ。一時期、『BUDS MONTAGE』はヒマがあれば聴いてたかなー。
あとは日本にこんなマジモンのギャングスタラップをやってる人はいなかったですよね。あってもポーズばっかりで。そういえば数年前にスマホの修理に行ったときに、とある有名ラッパーが来たらしく「ファンなんですよ!」と店員が言うと「あれただのキャラなんで。俺、雇われ店長っすから!」とiPhoneを預けて、軽快に去っていったそうです。状況を想像して爆笑。
舐達麻は
たかだか大麻 ガタガタぬかすな
というリリックがめちゃくちゃ有名で、誰が聴いても初見で気に入ってしまうと思うんだけど、
「おれは輩とは違う ラッパーだクソ野郎」
その直前のこここそが、本当のパンチラインじゃないかな?
米津玄師
米津玄師は流行り始めた頃に、「辛気くさい…」と思って好きになれなかったんですよね。というか、わりといまでもそう思っていてすいません。
で、綾野剛と星野源がW主演をしていた『MIU404』というドラマを夫婦で一緒に観ていたんですね。その主題歌になっていた『感電』を聴いて、はじめて「米津玄師カッコええやん💕」となった感じですね。この曲は他の曲と比べて、抜群に好きですね。
アルバムでいちばん好きなのは、RADWIMPSの野田洋次郎とコラボをした『PLACEBO』です。
トラックがちょっと古いディスクチューンって感じで「えっ、コラボしてこの感じなの?」って最初は思ったんだけど、聴いてるとめちゃくちゃクセになって行ったんですよね。
そもそもあれだけ極上の恋愛ソングを書いてきた野田洋次郎をつかまえて、おまけに恋愛のときめきを歌わせといて、タイトルが「プラセボ(思い込みの偽薬効果)」ですよ? センスありすぎでしょ。
不思議な高揚感がある曲で、どうやらインタビューを読むと米津玄師は大ファンで、実際に高揚感を持ったままレコーディングをしたようです。そういうのが詰まっているのが聴いていて気持ち良いんだろうなって思います。最後の掛け合いのコーラスが淡々としながら込み上げてくるある感じ、ぜひ聴いてください。
坂口恭平
2020年の秋は坂口恭平にガツーンと持っていかれていたタイミングで、noteに公開されていた音声版の躁鬱大学を散歩しながら聴いて、笑わされたりしてました。
ふと思い立って、彼が最初に世の中に出た頃(新政府総理大臣を宣言した頃)、バリバリ躁病だったときの音楽を聴いたら、けっこうハマってしまいまして。
少女時代のGee、Mintの生理的に大好きをアコースティックカバーしている2つはめっちゃクセになります。この人、リズム感と高音のしゃがれ方が気持ち良いんだよなぁ。
UAの『ミルクティー』のカバーもめっちゃ良いですよ。
ミルクティーも歌ってみた。なんでも練習。 pic.twitter.com/wkKdf6KAJz
— 坂口恭平 (@zhtsss) June 15, 2021
MuraMasa
ファーストを死ぬほど聴いていたムラマサのセカンドアルバム。
あれだけ極上のパーティーチューンを聴かせてくれていたのに、急にめっちゃ暗くなった。マジかーと思ってたんだけど、聴いてたらクセになってくる不思議な感覚があり。ただし、2022年現在はもう聴いていない。
YouTubeについて・・・
そういえばYouTubeが習慣になった最初の頃(俺は2019年〜2020年)はチュートリアル系の動画をよく観ていて、次にレビュー系、そしてお役立ち情報を発信している人(勝間和代さん、リベ大の両学長とか)を経過して、最近はエンタメ系を観るようになっておりました。ラジオ感覚で観るというよりは、作業をしながら聴いている感じなのですが、流しっぱなしでいいかげん廃人になりそうなので、そろそろ卒業しようと考えております。
ちなみに私は1.25倍速で聴いていることが多く、ものによっては1.5倍速で聴いてたりしますが、人によっては2倍速で聴いてるんですよね? すげー速読脳トレになりそうだけど、実践できていない。。