My Favorite, Addict and Rhetoric Lovers Only

ヨウ/ファーレンハイトさんのブログ。

ワインにハマったきっかけについて。

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夫婦で愛してるキスラー ハイド・ヴィンヤード。ヴィンテージは出会った年の2010年を購入


なんとなくワインがずっと好きだった。

あまり深い理由はなく、ビールふたくちで真っ赤になる自分が、ワインだけは人並みに飲めたからだ。


というわけで、二十代前半のアポで常用していたのはワイン。味はまったく分からないので陽気に泡の一択!メニューをろくに見ないでスパークリング !てか見てもわかんないし!

飲みやすくてテンションが上がるので、アルコールか炭酸がニガテな女の子以外は、快く賛同してくれたものでした。

当時の俺のバイブルは『島耕作 部長編』。なんだか島耕作がとんでもないポテンシャルを持つシンデレラ・ワインを見つけて、運と女性のサポートだけで出向先でも成果を挙げてしまうわけですが、この当時の俺のワイン知識の87%をこの作品が占めていたと言えるでしょう。弘兼センセありがとうございました。


女の子のアポにおいて自分が先に酔い潰れるのは論外と書いたことがあるけれど、アポのときはいつも女の子が楽しく酔っているかを、ちゃんと観るようにしてた。

なんかグラス3杯を超えたあたりでだいたいの女の子はご機嫌になって上気した顔でたくさん笑うようになるなー、なんてことを当時考えていた。そういうのがワイン好きの原点になっているのかも。


さてさて、結婚するしばらく前、数年前から飲み会でも酒を一滴も飲まなくなった。妻が飲んでも自分はソフトドリンク。基本、下戸の自分にとってアルコールは「飲んだらしんどくなるもの」に変わりはなかったからだ。酒自体が、飲み物として、好きじゃなかった。


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きっかけ。

とある理由で手土産のワインが必要になり、エノテカ(有名なワインショップ)に足を運んだ。すると週末イベントのチラシに目が行った。

『夏のシャブリ・クルーズ!10杯飲み比べ』みたいなことが書かれていて、カミさんはシャブリが好きだったようで、わりと反応していた。

「ふーん」と思いながら目を通していると、『シャトーディケム』の文字が飛び込んできた。

「えっ?!シャトーディケム飲めるの? それも23年もの? 嘘でしょ?!」とテンションを爆上げしてしまった。

カミさんは貴腐ワインを知らなかったようで「何だこいつ、たいして飲まないのに知ったかぶって」と思ってただろう。いや、そうなんだけどさ……。


ワインにハマった人はみんな、これまでにない衝撃を受けてしまった"きっかけのワイン"があると嘯く。

はいはいはい、そういうところがワイン好きのウザさなんですぅーー。おつかれさまでしたー!と思っていた俺自身も、いまは「ある!」と断言できる。

飲みやすいからワインが好きとか、

焼酎や日本酒と同じくらい好きとかじゃなくて、


「飲み物としてこんな美味しいものが存在するの?」


ってくらいワインに鳥肌が立って、感動してしまう出会いが、たしかに在るのだ。

出会ってしまった人は、そのままワイン沼に落ちていくんだと思う。そして、誰かにとって響いたワインが、他の誰かに響くワインではなかったりするのが面白い。


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自分は最初の回がシャブリ飲み比べで、同じ品種と同じ産地で「こんなに差が出るの? ワインって面白いかも」と思わされ、

ダメ押しでシャトーディケム23年ものを飲んだことで「こんな飲み物が存在していたんだ……」

と理屈じゃなく、体験として「ワインってとてつもなく凄い」と強烈に震えたのでした。

さらに追い討ちで、ベラヴィスタの全ラインナップを飲んだことで、「俺が安易に好きって思ってたスパークリングは、こんなにも複雑な要素を持った素敵な飲み物だったんだ……」と唸らされてしまった。その回はめちゃ酔っ払った。


この間、実に1週間。いま考えてもこのラインナップを1週間で経験できたのは当たりワインに恵まれていたなーと思う。

そのあと調子に乗った俺は、カミさんが呆れるくらい申し込みまくって、何回も失敗して反省するまでがセットです。。


とまぁ、俺があつく語ったところで「ハイハイ、ワイン好きのうざい感じ出てますよー」って感じなんだろうけど(笑)、

「なんとなくワインが好きなんだけど、とっかかりが見つからない」

「品種の特徴を覚えろとか言うけど、わかんないよ」

「てかワイン高すぎだから、オススメの安旨銘柄おしえろ!」

みたいなことについて(全部、過去の俺のこと)、気の向くままに書いていけたらなーって思う。


とはいえ、自分もワイン1年生どころか、ワイン年少組って感じで。

仲良くなった店員さんにオススメを教えてもらって世界を広げたり、たまたま知り合った人にワイン会に呼んでもらって良いワインをふるまってもらったりして、絶賛おぼえている最中です。

一緒に「これ美味かったよ!」と楽しんでいけそうな仲間を探しているのが本音で。俺がワインのことを書くことで、分かちあえる人が少しでも増えると嬉しいなぁ、と思う。


神の雫(1) (モーニングコミックス)

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興味を持つとっかかりとしては、やっぱりこれ!こんな表現は出来ないけどね!

1部だけで44巻もあるのがネック。。


図解 ワイン一年生 (SANCTUARY BOOKS)

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  • 作者:小久保尊
  • 出版社/メーカー: サンクチュアリ出版
  • 発売日: 2015/11/26
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

個別に紹介するけど、これからワインを覚える人はこれがベストじゃないかなぁ。著者のバランス感覚がすごく好き。