向井秀徳率いるザゼン・ボーイズのなかで異常にお洒落な1曲。
セカンド・アルバムの収録曲で、前述したようにザゼンのなかで異例のオシャレ感を醸し出している曲です。聴いたのは俺が大学2年のときでした。
むしろここからザゼンに興味を持ったので、最初はすごく戸惑いました。このノリもっとくれよ!みたいな。変拍子はいらないからって。
とはいえ、聴いているうちにザゼン・ボーイズ的なもの、向井秀徳的なものにまんまとハマってしまったんですけど。
向井秀徳が物悲しいリフを淡々と弾きながら、プリンスファルセットで歌いあげています。向井秀徳やザゼン・ボーイズに興味がなくても聴いてみてほしい曲。
タバコの吸いがらが 燃えている
空気清浄器のフィルターが 反応してしまう
いらつきながら 灰皿にツバを落とし
出ていった女とは それ以来口を聞いていない
最後の"思い出して"が、サビの歌詞のままだと"ムカツイて"と続くはずなんだけど、"(俺のことを)思い出して"と連呼してるように聴こえる切なさがたまらない。
音の質感がものすごく好きで、定期的にひどく聴きたくなってしまう、自分に染み付いた1曲です。
コピー用のタブ譜
俺はこれを参考にしました。めっちゃ弾いてて気持ちいいです。
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