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桐谷ヨウ@blog

桐谷ヨウのメインブログ。恋愛・コミュニケーション・海外・文章を書くことについて。


月額400円で雑誌読み放題のdマガジンは、誌面を意識しないでランダムに特集が読めて楽しい。

レビュー レビュー-サービス

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この一年でiPad mini、最近はiPhone6s plusのヘビーユーザーになったことにより、紙媒体ではなく電子書籍へのシフトが加速している。

本音としては紙媒体が大好きだし、書籍の実物を手で持っている時の「感触」がたまらなく好きなのだけど、物理的なスペースを取らないようにするために、出来るだけKindleで買うようにしている。(ちなみに紙で購入した際には、自炊代行業者に出している)

ところで、使ってみると意外に良いサービスなのがdマガジン。電子化された雑誌が読み放題のサービスなんだけど、メジャーどころの雑誌がほぼ網羅されている。ちなみに読めるのは最新号のみでどんどん上書きされていく。

コンテンツの一部(エロ・某Jタレント・任意の特集)は削られているのだけど、出版社が独自で出している電子書籍もこの辺りはほぼほぼ同じ。

新着雑誌の一覧

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新着の女性ファッション誌

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新着の男性ファッション誌

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新着のビジネス誌

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NTTドコモは「dマガジン」について、販売数が多く、認知度の高い雑誌を揃えられたことによって伸びたと語っている。
また紙の雑誌を前提にして、それらをほとんど知らない人に魅力的な記事との思わぬ出会いを演出することを目指しているし、基本的に「dマガジン」の読者は紙版とは重複していないと認識している。
出版状況クロニクル91(2015年11月1日〜11月30日) - 出版・読書メモランダム

女性誌のメジャーどころは特に充実していて、dマガジンで読めない雑誌の方が珍しい。

新着一覧からお気に入りの雑誌だけを確認していくもよし、気になった記事にダイレクトにアクセスするのもよし。Webではあまりお見かけしない腰の座った特集を読めたり、反面くだらない記事を読むのもまた面白い。気をつけないと延々読み続けてしまうほど。

で、dマガジンの狙いどおり「新着一覧」を確認すると普段は書店の本棚で見ようともしないものが視界を横切って入ってくるし、「記事単位」で確認すると特集ごとに人気順・ランダムに表示される。

これが結構オイしくて、雑誌というパッケージ性が素晴らしいのは間違いないのだけど、特集単位でランダムピックアップしてくれると思わぬ出会いがある。これぞ電子化ならでは。すべてをフラットにすることで可視化されていなかったコンテンツへのアクセス性が上がるという。これは手に取ってもらうことがそもそも難しかったマイナー雑誌にも福音だと思う。

記事単位(お出かけ・旅行カテゴリ)

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記事単位(恋愛・ライフスタイル)

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dマガジンのオススメ特集

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ランキング。おのののかー!w

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俺個人の思想として、「自分が好きなもの」が明確にあるのは素晴らしいんだけど、同時に「自分が好きになりうるもの」への隙間を残しておきたいというものがある。

言い方をかえると、自分自身を自分だけで満たしておくのではなく、他者が入り込む隙間を残しておくということなのですが、対人にではなく、興味関心についてそれを満たしてくれるアーキテクチャがdマガジンにはあるなーという印象です。

サービスとして月額400円で読み放題は既存の雑誌読者のパイを食い散らかすことではなく、新規層を開拓しているのでwin-winだというのがdマガジンの考えのようです。

そのあたりの実態はよくわからない(既存の雑誌愛好者がdマガジンしか使わなくなったかは判断が出来ない)のですが、まぁ雑誌自体を気に入ればその雑誌を買う価値観を揺らがされてる気は確かにしないですね。出版社に対しても、Webで言うPV数でお金をバックしているようですし。

タイムリーにもサイボウズ式のブロガーズコラムに最近ジョインしてくださった、有名ライター・編集者の朽木誠一郎さんがインタビューされていた。さすが網羅的にdマガジンの事がわかる内容になっています。

hrnabi.com

たしかに買いきりでなくてサブスクリプションは流行ってきた…というか馴染んできましたよね。Microsoft Officeもそっちに行ったし。

ちなみに不満はこのあたり。

UI。 使ってみると分かるんだけど、とにかく導線がイマイチすぎる。2015年のアプリとは思えない。クリップメモも100件までとか。。なんらかの考えがあるのかもしれないけど、みんな気に入った記事はスクリーンショットで保存するから意味がないと思う。。

・利用にあたりdocomo IDを個別に登録するのが面倒。ドコモの携帯を契約していなくても登録できるのですが、そのあたりの誤解はめっちゃ多いと思うぞ。そもそもGoogleとかFacebookのアカウントで認証させて、決済だけ個別にすればいいじゃないか…。

・バックナンバーのアーカイブが皆無。 この方針であれば既存の雑誌への導線が出来ていくと嬉しい。たとえば雑誌個別のKindle版にシームレスに繋ぐようにすれば、もっと雑誌単体への貢献ができると思う。

ところで最近はビューンもコンテンツが拡充されているようで良い感じになっているらしい。こっちはまだ試せていないのだけれど。

電子書籍という意味では、Kindleが便利なのは間違いないのだけど、紙媒体で買う→自炊してデバイスに取り込む、という無駄な行為をしている現状もアリかなという気がしている。出版社と本屋への応援を兼ねて…。正論を言えば、ユーザーの利便性を大事にしてほしい=電子書籍の出し惜しみをするな…と言いたいところなのですが。

参考書籍

「スーパーで浮かない秋のオシャレ」特集はバカバカしくてウケたw 世田谷代表はオオゼキ、タワマン代表は芝浦ピーコック、モール代表は(武蔵小杉)グランツリーマルシェだそうですw

王道すぎて挙げるのもアレですがブルータスの特集はやっぱり面白いのが多い。4年以上前の号ですが、糸井重里ファンはこの特集、気にいると思いますよ。Kindle版は無いようですが中古で1円で買えるようです。