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桐谷ヨウ@blog

桐谷ヨウのメインブログ。恋愛・コミュニケーション・海外・文章を書くことについて。


女の子との会話で困る人への一助として 『糸とフックの理論』

恋愛 恋愛-男向け

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さて、男向け恋愛記事の復活第二弾を書こう。前回のエントリーで宣言したとおり今日は恋愛におけるトークについて。女の子とサシの会話で戸惑う人のガイドラインになればいいと思う。

会話において意識してほしいのは「ネタを見逃さない」「ネタが枝分かれするポイントを把握する」「ネタを魅力的に味付けする」だ。

会話のネタを連想ゲームで見つける

男「休みの日って何をしてるの?」
女「うーん、友だちと遊ぶか家でダラダラすることが多いかなー」
男「どのあたりで遊ぶの?」
女「新宿が多いかなー」
男「そうなんだ。家から近いの?」
女「うーん、吉祥寺だからぼちぼちだね。」

いかがだろうか。よくあるツマラナイ会話だ。おそらく彼は彼女が出してくれてた話題をそのまま受け止めて終わっている。ポイントになる部分で話題をふくらませていないからだ。キーワードが出てきたら頭をフル回転させて想像力を働かせよう。いまの会話だけでもこれだけの連想ができる。

友だちとは服を見に行くのか?映画に行くのか?カフェに行くのか?飲みに行くのか?だとすると昼と夜どっちが多い?自分が新宿で知っているオススメのカフェや居酒屋は?ダラダラするということは基本的にはインドアなのか?誘われればフットワークが軽いタイプの子なのか?吉祥寺ならマジスパのカレーが美味い。サブカル好きなのだろうか。だとすれば下北もキライじゃないかもしれない。

頭のなかにある「連想できること」をフルスキャンしてほしい。そこで自分が話題にできることとの接点を見つける。これが会話のネタを探る根本的なアプローチになる。漫然と聞き流していては会話の盛り上がりの種火を見すごしてしまう。

会話が枝分かれするポイントを覚えておく


『ザ・ゲーム 30デイズ』という本がある。アメリカのナンパ師が書いたマニュアル本だ。ここには「糸とフック」という概念が書かれている。彼女との会話を糸として想像し、ついているフックをタイミング良く引っ張れという内容だ。フックとは前述した種火=「自分なりにネタを広げることができるポイント」と言えばわかりやすい。

男「どのあたりで遊ぶの?」
女「新宿が多いかなー」
男「ひとり?友だちと?」
女「ひとりでも行くけど、友だちが多いかな!」

ここが複数の糸が発現するポイントだ。会話が枝分かれが発生する箇所といって良い。「友だち」というフレーズで連想するものを広げるといくつかの会話パターンが発生する。学生時代の友人ならば学生時代の遊び場、サークルの話、同僚であれば会社の人間関係、仕事自体の話につなげてもいい。

重要な事は、見つけた複数の糸を必ず頭に留めておき、話題が尽きそうなタイミングで別の糸に適時スイッチしていくということ。「会話の糸」理論では"糸はすり切れる"という表現がされている。ネタとして尽きるという意味だ。その話題はもう膨らまないにも関わらず、その話題を続けるから会話がツマラナイと思われてしまう。

学生時代からの友人のことをひとしきりした後に頃合いを見て、サークルの話題にスイッチする。さっきの会話からネタの候補を頭に留めておくからできる芸当だ。会話の「流れ」は大事だけれど、一方向というよりも枝分かれした別の枝(複数の糸の別の糸)に飛ぶことを心がけてみよう。

また、『ザ・ゲーム 30デイズ』では「糸を行き来する」という概念も語られる。ある糸における話題がまだまだ尽きない状態で、別の糸にあえて飛んでみる。そしてまた元の糸に戻る。せわしない印象ではあるが、話題を自由自在に操っているように見せる飽きさせないテクニックとして語られている。これは難しいですけどね。

ネタを盛り上がるように加工する

ここまで出来るようになればひとまず会話はまわると思う。ただ、それが「魅力的な会話か?」と言われれば別の問題だったりする。そこで重要なのはネタを加工するということ。「色んな話を一緒にできる」ではなく、「何を話しても面白い人」という見せ方だ。

イージーなテクニックとしては「そのトピックを好きな人は誰もが知っていること」をコンパクトに返すということ。「よく知ってるね!」というリアクションだ。恋愛にかぎらず世間話でもこれは好反応が返ってくる。

最近恋愛にかぎらず思い出せる範囲では、スノボ好きの娘に「もしかしてオーリー(360でもよろしい)とかやっちゃう人?w」とか、万年筆が好きな上司に「あの山(モンブラン)とかダイバー(ウォーターマン)っぽいメーカーでしたっけ?」とか、将棋をやっていた男の先輩に「矢倉組んでたわけですねw」とか、ホルモン好きに「キャーキャーうるさい方が好きw」とか。大した内容じゃなくても瞬間的にこういった"好きな人はおさえてるフレーズ"*1をピンポイントで返すと相手が高揚します。それ以上はこちらから知ったかぶりする必要もない。

「知らないものは知らない。ぜひ教えて。」というスタンスが大事。あくまで取っ掛かりなので、相手の喋りたい欲求をくすぐればOK。それ以上の部分は自分が知らないものを教えてもらえるチャンスと捉えて会話を進めればいいんじゃないかしら。純粋に自分の価値観を広げていくチャンスにもなります。盛り上がれる共通の話題なら話を取り上げない範囲で積極的に攻めていこう。

さて、恋愛風味に「加工するテクニック」としては前回の「先に恋人っぽい雰囲気」が関係している。おたがいの過去恋愛のネタを話題としているときに、「情報をただの情報」として捉えるなということ。元カレの好きだったところはどんな部分だったのか。楽しかった思い出はどんな出来事か。アプローチとして大事なのは彼女の感情にフォーカスしていくということ。当然、ポジティブな感情に対して。彼女の価値観を抑えることができれば、そこを盛り上げて盛り上げて気分を高揚させていくことができる。これは以前に「聞き上手」のエントリーで書いたことを参考にしてほしい。*2

fahrenheitize.hateblo.jp


そして自分語りについて。恋愛における会話は聞き上手なだけじゃ成立しなくて、自分の良さをアピールする局面が必ず出てくる。「自分は魅力的だよ」という部分を嫌味なくウザくなく伝える。モテはマーケティングに相似していると言われるが、同じ売り込みであっても純粋に良い部分をてらいなく伝える。しょーもないオラオラ野郎はバカっぽくてもこれが上手い。

語れる自分なんてない?そんな人は絶対にいないと俺は思ってる。

きっとそれは伝え方を知らないだけだと思うんですよ。イケメンとか年収とかそんなことはどうでも良い。(そりゃ有利だけど) あなたが何かに対してポジティブに打ち込むスタンス、センスの見せどころである何かを捉えるときの価値観、そういったものを相手に魅力的に伝えられるようにしてみる。意外にそれって女の子には強く響くんですよ。女の子が見てるのはそこなんです。



蛇足ですが、悩み相談とか悲しい思い出を聞くことは「本音を出してもらう」という意味ではすごく有意義なことなんだけど、それが恋愛感情につながるかといえば難しいところ。俺自身は悩み相談とかはわりと気安く受ける方なんだけど、そこから恋愛関係に発展したことはあまりない。一般的には悩み相談からの恋愛も少なくはないみたいだけど。だから、そっちのアプローチを取るよりも「俺が楽しませて忘れさせるよ!」というアプローチの方がベターだと思う。恋愛関係になるという意味では、ね。

*1:ももクロ的にはエビ反りジャンプ・ももクロのアイドル・みんなの妹あたりのフレーズを抑えるイメージというと分かりやすいか。わかりにくいな。

*2:とはいえ、どうしても会話が盛り上がらない相手は存在するし、限界はあると俺は思っています。そういうときは「縁がなかった」で良いんじゃないかと俺は考えている。