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桐谷ヨウ@blog

桐谷ヨウのメインブログ。恋愛・コミュニケーション・海外・文章を書くことについて。


「いい友人」と「恋人にしたい」の境界線/女性が"落ちる"現象についての考察

恋愛 恋愛-男向け

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ひさしぶりに男向けの恋愛記事を書こうか。今日は「女性が落ちる」現象についての考察だ。

俺は恋愛感情のベースは幻想だと思っている。すごく近いのは洗脳のメカニズムで、はっきり言って好きな理由なんて「好きだから好き」という女の子がメチャクチャ多い。わかりやすい例を言えばナニをくわえる行為なんて常軌を逸している。それが受け入れられるのはまっとうな心理状態ではないということだ。(だからこそ恋愛は素晴らしいのだけど)

反面、女の子は別れた相手をボロクソ言ってることを見たことが多いと思う。それは洗脳が解けて我に返った状態の証左でしょう。

話しやすい友人と恋愛関係の境界線はここにある。「口説けない」というのは恋愛感情と呼ばれる"生理的な反応"を刺激できていないということ。相手にリラックスして喋ってもらえる、会話を盛り上げられる、それなのに「いいひと止まり」なのはこれが原因だ。彼女におけるあなたの認識を、「打ち解けた人」から「一緒にいるとドキドキする人」にシフトさせる必要がある。いわゆる遊び人は別の手口(フィジカルなアプローチ)を使ってるが、ここでは一般的な方法で話をすすめる。

 

ポジティブな生理的反応。山田詠美の『僕は勉強ができない』にこんなシーンがある。主人公が眠っていて教師に呼ばれたのに気づかずにワンテンポ遅れて教卓に向かう。教室からは女子からの好意的な笑いがもれる。主人公はぼくはこれが好きだ、と思う。何をやっても好意的な反応が返ってくる状態。同性の友人でも顔を見ると笑みがこぼれてしまうナイスな奴っているじゃないですか。そういう人はまちがいなくモテてますよね?ポジティブな印象を身にまとっていると表現すると分かりやすい。

ネガティブな反応。何をやっても他の人と同じことをやっていてもムカつかれるタイプ。何かの業だろうか。これはコミュニティにおけるヒエラルキー・立ち位置が関係する難しい話なんだけど、恋愛において朗報はそういった関係性はほぼ無視できて、彼女とのピア・ツー・ピアの関係でポジティブな印象を与えればそれで済むということだ。

 

だからアプローチとしては「一緒にいると楽しい」、その上で「自分の隣にいると楽しく毎日を過ごせそうだ」と思ってもらうのが王道になる。彼女が恋愛感情を想起しているときに自分をひもづけていく。たとえば王道のトークとしては中盤以降に恋愛ネタがくるだろう。そのときに彼女が「幸せだったとき」「楽しかったとき」の話を深堀りする。返す話題は自分が幸せや楽しさを感じること、それで彼女を巻き込んで、彼女自身にも楽しめそうと思わせる。彼女の恋愛感情をくすぐれることをこっそり強くアピールしていく。いくら話が弾んでも世間話では非日常の世界には彼女を飛ばすことは出来ない。意識していなくても女の子が好きになってくれたケースも例外じゃない。彼女をこんな気持ちにさせることに成功していたはずだ。決して話が合うことが大事だったのではなく、この人と一緒にいると楽しい生活があると思えたから好きになってくれたんだと思う。つまり、「会うと楽しい人」から「楽しいから自分のものにしたい人」へ自分を位置づける。

 

そして二人でいるときのムード。よく恋愛マニュアルで「ロマンティックな雰囲気を演出せよ」と書かれていてなんじゃそりゃって思うんだけど、実際に恋愛では「先に恋人っぽい雰囲気を共有すると、恋人っぽい関係に発展する」という真実がある。

前述した生理的反応という視点でいえば、恋愛感情を喚起させることに成功するからだ。人間は雰囲気に支配される存在だ。オシャレなところに行けばオシャレな気分になるし、ボロっちい服を着たり、ショボイ場所に行ったらみすぼらしい気分になる。雰囲気が感情を喚起する力は絶大な効果がある。

ポイントとしては内心「白々しい」と思いながらもやってみること。そんな関係になっていないのにそんな風に振る舞うというのは正直自分でツッコミたくなるのだけど、振る舞わないことにはそういう雰囲気を作っていけないというパラドックスがある。手練れは何の根拠がなくてもこのパラドックスを乗り越えようと一歩踏み出している。

ムードをつくるにはボディタッチを長めにしていく、距離を近づけていく、見つめ合う、無言で微笑む、それに彼女が抵抗や違和感を消していき、自分からそれを好ましそうにしたり、自分からすり寄ってきたら上手くいっているサインだ。(いわゆるIndicator of Interest)何よりもキスは大きい。関係は確定はしないけど、いい人の壁をひとまずは乗り越えた雰囲気づくりに成功する。顔を近づけて静止したら向こうからキスしてくる状態ならまずは間違いないでしょう。

 

まとめよう。女性は言葉(情報)ではなく、雰囲気(生理的な反応がもたらす感情)に落ちる。それを支えるのは自分のアティチュードだ。自信満々で雑にいけるなんてどうでもいい女の子に対してだけだ。*1 次回は恋愛におけるトークを語るのだけど、はっきり言うと話題はどうでもいい。今日書いたことを背景として抑えることが肝になる。

内心、大丈夫か冷や汗をかきながら、一歩踏み出していける自分のなかのスタンス。それこそが最も重要な心持ちでしょう。仕事であっても自信満々でこなせるものに対して意味はない。それはルーチンワーク。不安に思いながらもちょっぴり背伸びしてみて、ギリギリのところで一歩前に進んでみる。そういう態度にだけ少し上の自分を知るチャンスはあるのだと俺は思ってる。

 

かなりキモチ悪いタイトルの本。けど、漠然と感じていた 「生理現象」という視点を明確に書いていたのはこの著作だった。著者が実際にモテるかは写真を見る限りは何とも言えないけど、書いている内容は意外にもバツグンに良かった。中古で数百円で買えます。新しい『異性に暗示をかける技術 「即効魅惑術」で学ぶ7つのテクニック』という本があるようですが、こちらはNLPの方に力点を置きすぎてただのNLP本になってるっぽいです。俺は読んでないので何とも言えないです。

 

定番本だとバカにしていましたが、言っていることは正しいと思う。デートまで、デート、デート後のすべてのプロセスで細分化して書いてます。俺がエントリー内で「とにかく前に踏み込め」と言った部分についても慎重な進め方が書かれています。

 

*1:「女を落とす」なんて本当は傲慢で、それは向こうにも誰でも良い人と思われてるんじゃないの?という話についても今度書こうと思う